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岩手の大学生が考案したお菓子が快挙 「JR東日本おみやげグランプリ」特別賞

さいとう製菓の売り場でも「ばなちょ」の受賞をPR

さいとう製菓の売り場でも「ばなちょ」の受賞をPR

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 盛岡駅ビル「フェザン」と、大船渡の菓子メーカー「さいとう製菓」、岩手県立大学の学生が共に商品化を行った「かもめの玉子 ばなちょ」が、JR東日本が主催する「みんなが贈りたい。JR東日本おみやげグランプリ2019」で、「特別賞~地元のおすすめとして贈りたいおみやげ賞~<北東北エリア>」を受賞した。

 「みんなが贈りたい。JR東日本おみやげグランプリ2019」は、東日本エリア1都16県から、「食品」「雑貨」「地酒」の3部門のお土産品197点がエントリーし、ウェブサイト上での投票によって順位を決定する。

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 「かもめの玉子 ばなちょ」は、「フェザン」と地元学生が協働し、地域を元気にする「スマイルチャージいわてプロジェクト」によって考案された商品。開発は2016(平成28)年4月にスタートし、お土産としても人気が高い「かもめの玉子」の新商品を通じて岩手をPRするというテーマの下、30チーム120人が商品考案に挑戦。その中から「ばなちょ」が最優秀賞に選ばれ、2017(平成29)年3月に発売された。

 「ばなちょ」は、屋台などで売られる「チョコバナナ」をイメージし、バナナジャムとバナナピューレ入りのあんをカステラ生地で包み、ミルクチョコレートでコーティング。カラースプレーをトッピングすることで、見た目も「チョコバナナ」に近づけた。当初は「かもめの玉子」にカラースプレーをのせるのは難しいという声もあったが、学生たちは審査会で実際の「かもめの玉子」にカラースプレーをトッピングして見せるなど熱意を見せたという。

 受賞を受けて、「フェザン内」で同商品を取り扱う「三陸菓匠 さいとう」では、賞状や紹介POPを設置してPR。手に取る人も多く、売り上げも伸びたという。

 当時の学生チームで代表を務めていた槻舘慎太郎さんは「私たちが考案した『ばなちょ』が受賞したことに、驚きに近いような喜びを感じている。学生時代に取り組んだ商品が、今も多くの人に手に取ってもらっていることは感慨深く、これからも岩手の味として楽しんでもらいたい」と話す。パッケージを担当した阿部佳奈子さんは「ハッと目を引くようなかわいらしいデザインにした。受賞を機に、全国の皆さんに手に取ってもらい、かもめの玉子のおいしさが伝われば」と喜びを表した。

 価格は3個入り480円。さいとう製菓直営店舗などで取り扱う。

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