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盛岡で藤森照信さんの講演会 「ミナ ペルホネン」皆川明さんとの対談も

講演会に出演する藤森さん(左)と皆川さん(右)

講演会に出演する藤森さん(左)と皆川さん(右)

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 建築家・藤森照信さんによる講演会「藤森照信建築とこれからの盛岡」が8月4日、「盛岡劇場」メインホール(盛岡市松尾町)で開催される。

 7月1日の「建築士の日」に合わせ、岩手県建築士会が主催する。同会ではこれまでもさまざまな講演会を行ってきたが、「建築士の日」に関連する講演会で盛岡に縁のある人物を講師に招くアイデアがあったという。その中で、盛岡市が公募設置管理制度(Park-PFI)を活用して行う「盛岡城跡公園芝生広場整備事業」の事業者の一員として、藤森さんが関わるということが発表された。

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 藤森さんが手掛ける建築物は、ユニークな見た目や周囲の環境との調和、自然素材を取り入れる手法が特徴。各都市の観光スポットとなっているものも多く、たくさんの人が訪れている。

 事業者として選ばれたのはファッションブランド「ミナ ペルホネン」を運営する、東京都の「ミナ」が選ばれた。同ブランドは市内の「光源社」で個展を開き、これを目当てに県外から足を運ぶ人も多い。今年5月に行われた個展も盛況だったという。同ブランドのデザイナー・皆川明さんも個展に合わせて来盛しているなど、こうした状況が重なったことで藤森さんと皆川さんを講演会のゲストに迎えることが決まった。

 今回の整備事業は、盛岡城跡公園芝生広場、カフェやショップ、ギャラリーを併設した複合施設を整備するという内容。事業費は全て民間事業者が調達する。整備事業については市民の間でもさまざまな意見が飛び交い、歓迎する声のほか景観を心配する声も少なくない。

 岩手県建築士会盛岡支部支部長の中村孝幸さんは「芝生広場は市民にとって親しみがある場所で、思い入れが強い人もいる。何ができても議論や意見が出る場所であると感じている」と話し、「いろいろな臆測があり、人それぞれの考えが生まれているが、中身を聞いた上で意見を出す方が良い。講演会がその機会になれば」とも。

 講演会は2部構成で、第1部が「自然を生かした建築と路上観察について」と題した藤森さんによる記念講演。第2部が藤森さんと皆川さんによる対談で、公募設置管理制度に関する内容や、芝生公園の施設に関わる内容も予定しているという。

 中村さんは「藤森さんや皆川さんのファンだという皆さん、興味があるという皆さんはもちろんだが、芝生公園のこれからについて気になっている人、ただ話を聞いてみたいという人も歓迎。もしかしたら『なぜ、盛岡に?』という話も聞けるかもしれない。建築に興味を持つ入り口にしてもらえたら」と呼び掛ける。

 開催時間は14時30分~17時30分(14時開場)。入場無料。申し込み不要。定員は500人。

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