岩手のしょうゆもろみを使った「バウムクーヘン」発売-盛岡・タルトタタン

ほのかにもろみの薫りがただよう新感覚のスイーツ「不来方バウム」

ほのかにもろみの薫りがただよう新感覚のスイーツ「不来方バウム」

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 洋菓子メーカー「タルトタタン」(盛岡市八幡町、TEL 019-626-1700)は9月5日、しょうゆのもろみを使ったスイーツ「不来方バウム」の発売を、同社盛岡駅店で発表した。

商品を開発した椎名工場長と八木澤商店の河野社長

 同商品は、しょうゆのもろみを生地に練り込んで焼き上げた「バウムクーヘン」。もろみには、今年創業201年を迎えるしょうゆとみその醸造蔵「八木澤商店」(陸前高田市)の無添加で2年もののしょうゆもろみを使用する。同社の主力商品のひとつでもあるバウムクーヘンに新たなラインアップを加えた。

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 今回のコラボレーションは、タルトタタン側が今年5月に、以前から親交のあった八木澤商店の河野和義社長に打診するかたちで実現したもの。無添加で伝統的な製法で作るしょうゆもろみの香りをタルトタタンの椎名工場長が洋菓子のバウムクーヘンに仕上げ商品化した。パッケージの文字は、小学生の天才書道家として知られる盛岡市の高橋卓也くんが揮毫(きごう)した。

 椎名工場長は「八木澤商店さんのもろみは安心できる食材料として信頼も高く、しかもとても香りが強い。それだけ良いもろみということだが、逆に洋菓子に仕上げるには加減が難しかった。和洋折衷の菓子としては上出来。仕上がりには満足している」と話す。

 発売日に、陸前高田市から駆け付けた八木澤商店の河野社長は「当社の商品(しょうゆやもろみ)を和食や和菓子に使っていただいたことはあるが、洋菓子は今回が初めて。このような話をいただいて素直にうれしい。老舗と言われているが、新しい取り組みにチャレンジできることも、大きな刺激になる」と話している。

 価格は、袋入り=1,300円、箱入り=1,500円。タルトタタン全店で販売。