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盛岡市制130周年マンホールデザイン決定 「さっこちゃん」と「とふっち」共演

マンホールふたをさんさ太鼓に見立て、「さっこちゃん」と「とふっち」が描かれたデザイン

マンホールふたをさんさ太鼓に見立て、「さっこちゃん」と「とふっち」が描かれたデザイン

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 盛岡市上下水道局(盛岡市愛宕町)は、盛岡市制施行130周年記念デザインの下水道マンホールふた130組を製作する。

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 市制施行130周年記念事業の1つとして製作設置されるマンホールふた。デザインは、盛岡さんさ踊り公式マスコットキャラクターの「さっこちゃん」と岩手県のイメージキャラクター「とふっち」が描かれたもの、「とふっち」と「盛岡城跡公園」の石垣のイラストに石川啄木の短歌が添えられたもの、盛岡冷麺・盛岡じゃじゃ麺・わんこそばの盛岡三大麺をデザインしたもの、南部鉄器の「あられ文様」と南部家の家紋「向鶴(むかいづる)」が描かれたものの4案が用意された。

 盛岡市が6月8日に行った街頭アンケート調査には市内外の636人が回答。その結果、一番人気を集めた「さっこちゃん」と「とふっち」が描かれた図案に決定した。円形のマンホールふたをさんさ太鼓に見立て、その中央で「さっこちゃん」と「とふっち」がさんさ踊りを踊っているようなデザインで、盛岡らしさが表現されて親しみやすく、長く愛されるものとして採用した。

 マンホールふたはカラー3組と黒127組で、カラーふたは「もりおか歴史文化館前」など中心市街地に設置。黒のものは市内の既存マンホールふたの交換に合わせて順次設置を行う。今月中旬から10月下旬にかけて製作し、11月以降から設置がスタートするが、カラーふたは人の手によってペインティングするため時間を要するという。来年4月以降には「マンホールカード」の発行と配布も予定している。

 盛岡市上下水道局の担当者は「近年、マンホールやマンホールカードの人気も高まっていて、作ってみたいという声も上がっていた。今回選ばれたデザインは、アンケートでも年齢や性別を問わず支持された絵柄。かわいらしいデザインなので楽しみにしていてほしい」と呼び掛ける。

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