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盛岡駅で「アロニア」使ったご当地ドリンク 玄関口から盛岡の魅力広める

盛岡産のアロニアを使ったラテ(左)とソーダ(右)。お土産にもできるミニボトル入り

盛岡産のアロニアを使ったラテ(左)とソーダ(右)。お土産にもできるミニボトル入り

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 「AERON COFFEE&BEER STAND」(盛岡市盛岡駅前通)は6月28日、盛岡産の果実「アロニア」を使ったドリンク「ARONIA Latte」と「ARONIA Soda」を発売した。

 アロニアの認知度向上などを目的に、同店と同店が入居する駅ビル「フェザン」、盛岡市が共同開発したドリンク。アロニアは市内砂子沢地区で栽培されているものを使用している。ポリフェノールを豊富に含むため独特のえぐみがあり、開発に当たってはえぐみや渋み和らげながら、アロニアのおいしさを生かすかが課題となった。

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 同店代表の沢風光行さんは「アロニアのえぐみは一つの個性だが、食材としては合わせづらい側面もある。ドリンクにすればアレンジの幅も広い。味だけではなく色の特徴を生かしたレシピを探した」と話し、「盛岡の特産品を使ったもの、特に土産品はクラシックなものが多い。持ち帰りしづらいものも少なくない。その中で、持ち歩きができて若い世代にも響くようなものを作りたかった」とも。

 同店のメニューにはコーヒーとミルクを合わせた「ラテ系」のメニューが多いことから、アロニアを使ったラテを考案。ミルクを入れることで、アロニアのえぐみを和らげるとともに、アロニアの紫、コーヒーのブラウン、ミルクのホワイトできれいなマーブル模様になる見た目も工夫した。もう1つのソーダはスタンダードで幅広く親しみやすいメニューとして開発。レモン風味の炭酸水を使って爽やかな味に仕上げている。2つともアロニア原液を5グラム使用しているほか、ソーダには凍らせた果実も入れ、アロニア自体の渋みや酸味も感じられるようになっている。

 商品はオリジナルボトル入りでの販売となり、ラベルには岩手県のシルエットも描かれている。同店のテーマは「岩手×世界」であり、盛岡の玄関口「盛岡駅」の中にある店舗だからこそできる土産品としての役割も担う。

 沢風さんは開運橋近くでダイニングバー「Aeron Standard(アーロンスタンダード)」も運営。今後はそちらでもアロニアを使ったメニューの開発を進めていく予定だという。沢風さんは「盛岡を県外の人に紹介するアイデアの一つとして、2つのドリンクを盛岡から連れていってもらいたい。見た目だけではなく味もしっかりおいしい。飲んで盛岡の良さに触れて」と呼び掛ける。

 220ミリリットル入り。価格は「ARONIA Latte」=583円、「ARONIA Soda」=562円。

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