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「けもの」、盛岡を題材にした楽曲リリース MVには盛岡の街並みも

「コーヒータウン」MVより。中津川沿いの風景が写る

「コーヒータウン」MVより。中津川沿いの風景が写る

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 岩手出身のシンガー・ソングライター青羊(あめ)さんによるソロプロジェクト「けもの」が5月22日、盛岡を題材にした楽曲「コーヒータウン」をリリースした。

 2014年に音楽イベントに出演するために来盛して以来、ほぼ毎年ライブで盛岡を訪れるという青羊さん。「盛岡の曲を作りたい」という思いを持ったのは、昨年3月に「岩手県公会堂」でライブを開催した時だったという。その後、盛岡のミニコミ誌「てくり」を読み、同誌で市内にあるコーヒー店や喫茶店を取り上げていたことをきっかけに、市内にコーヒーを焙煎(ばいせん)している店舗が多いことを知り、「盛岡はコーヒータウンだ」という答えにたどり着いたことが、楽曲制作につながった。

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 曲中には「紺屋町」「内丸」「肴町」といった地名のほか、「イチョウの木」「本屋」「お蕎麦(そば)」といった盛岡市内の場所や植物、店を連想させるフレーズが登場。ミュージックビデオの撮影も盛岡で行い、楽曲に登場する場所や街並みが映し出される。

 青羊さんは「MVにも登場する喫茶店の『六月の鹿』と『carta』は、盛岡のライブでドリンクを出してもらっていて特に思い入れのあるお店。ほかにも、お店や場所の名前を直接出してはいないが、知っている人なら気付くようなフレーズで表現している」と話し、「肴町は小学校の頃から家族でよく来ていたので選んだ。まさか大人になってから肴町でMVの撮影をするなんて思っても見なかった」とも。

 「コーヒータウン」の7インチレコードは市内のミュージックストア「Sound Channel(サウンドチャンネル)」が制作。ジャケットは盛岡在住のイラストレーター・ふくしはるかさんによる描き下ろしで、青羊さんが訪れる場所や、MVに登場した場所などを紹介する「けものコーヒーマップ」も付いている。ミュージックビデオの撮影には、カメラマンに菅原結衣さん、スチール撮影に菅原茉莉さんの岩手出身の2人が参加。撮影を行った3月30日は午後からは雪が降り、青羊さんは「私はカイロを4枚も貼っていたのに、カメラマンの結衣さんは七分袖だったのが面白かった」と振り返る。

 青羊さんにとって盛岡は「お世話になっている街」「おしゃれな街・人」という印象がある。青羊さんは「皆さんの知っている場所や好きな場所が歌詞やミュージックビデオに入っていたらうれしい。今回、盛岡の人たちを巻き込んで面白いことをやりたい、という思いがあった。夏には盛岡でライブも予定しているので、聞きに来てもらえれば」と呼び掛ける。

 価格は1,728円。市内の「Sound Channel」と「ディスクノート盛岡」「BOOK NERD」のほか、ディスクユニオン、HMVなどで取り扱う。

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