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「盛岡という星で」トークセッション開催へ プロジェクトに関わるクリエーターら登壇

「盛岡という星で」クリエイターズトーク メインビジュアル

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 盛岡市の関係人口・交流人口拡大を目的とした事業「盛岡という星で」に携わるクリエーターらによるトークセッション「『盛岡という星で』クリエイターズトーク」が5月18日、「岩手銀行赤レンガ館」(盛岡市中ノ橋通1)で開催される。

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 「盛岡という星で」は、盛岡と継続的な関わりを持つ「関係人口」に重点を置いたプロジェクトで、盛岡を一つの小さな丸い星に例える一定のコンセプトの下、SNSを活用して盛岡での暮らしの様子や風景などを発信するほか、関連イベントを開いている。

 中でも昨年12月に開設したインスタグラムを通じた情報発信が好調。市の事業であることをあえて伏せ、フォトエッセー形式で写真と文章の投稿を続けたところ注目を集め、フォロワーは3000人を超えた。

 これまで開催してきた関連イベントは県外に向けたものが中心だったが、インスタグラムのフォロワーは市内や県内に住む人が多いという。そこで、プロジェクトに興味を持っている市民・県民にも広く知ってもらおうと、今回は市内・県内に向けたイベントとして企画。「誰がどのようにしてプロジェクトを動かしているか気になる」という声も多いことから、プロジェクトに関わるクリエーターらによるトークセッションとした。

 トークセッションには、インスタグラムの写真を撮影するフォトグラファー吉田健太郎さんと漫画を担当する森優さん、関連イベントで配布し好評を得た「盛岡という星に住む(かも)マップ」を手掛ける「LITERS(ライターズ)」の菅原茉莉さんの3人がスピーカーとして出演。インスタグラムアカウントの企画・運営を行う「homesickdesign(ホームシックデザイン)」の清水真介さんがコメンテーター、岩手へのUIターンサポートなどを行う「岩手移住計画」の高橋和氣さんがコーディネーターを務める。

 。ゴールデンウイーク明けから事前申し込みをスタートしインスタグラムで告知したところ、1週間ほどで当初の定員50人分が満席となり、現在は席数を増やし、引き続き申し込みを受け付けている。参加申し込み不要(事前申し込み者優先)。

 市都市戦略室の担当者は「この状況には正直驚いた。事前申し込みをした人は20代から30代の若者世代が多く、中には若手クリエーターや、クリエーターを目指している人もいるよう。そういった人に興味を持ってもらえるのがうれしい」と話し、「作り手の視点を知ってもらうことで、プロジェクトをより楽しんでもらえると思う。当日もいくつか座席を用意するが、安心して参加できるよう事前申し込みをしてもらいたい」と呼び掛ける。

 開催時間は14時~16時。定員は80人。申し込みは「盛岡という星で」のウェブサイトから受け付ける。入場無料。

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