「第9回紺屋町かいわいスタンプラリー もりおか中津川まち歩きスタンプラリー」が、4月20日にスタートする。
地域の店主などで構成する「紺屋町かいわい街並み協議会」が主催し、今年で9回目を迎えるスタンプラリー。「紺スタ」の愛称でも親しまれ、専用のスタンプブックを持ち、紺屋町を中心に中津川周辺地域の店舗や施設を巡りスタンプを集める。
昨年は「石との遭遇」と題し、盛岡にあるさまざまな石にまつわるものをテーマに開催。1200冊用意したスタンプブックはほぼ完売となり、多くの参加者が「石」という普段とは違う視点での街歩きを楽しんだという。同協議会の森理彦さんは「参加者も増え、『紺スタ』という愛称も定着してきたように感じる。昨年の最終2日間は天気が悪い日もあったが、両日ともにぎやかな様子だった」と話す。
今年のテーマは「花木草景(かきくけ)紺スタ」。中津川周辺には植物も多く、開催期間がちょうど桜や新緑の季節で街歩きと絡めやすいというアイデアから、スタンプラリー開催エリアで見られる草花や樹木と風景を楽しんでもらおうとテーマを決めた。
今年は65カ所の店舗・施設が参加し、そのうちの8カ所が初参加。紺屋町のほか、本町通り、肴町周辺の店舗が増えた。65カ所分のスタンプのほか、最終2日間にはテーマスタンプと、全てのスタンプをコンプリートすると押せる特大コンプリートスタンプが登場する。
参加に必要なスタンプブックは今年も1200冊を用意。3月21日から事前予約を受け付け、4月13日からは参加する店舗・施設の一部での販売も行う。
森さんは「今年のスタンプブックにも街のいろいろな情報が詰まっている。スタンプラリーの期間中はもちろん、終わった後も読み物として楽しんでもらえる1冊になっている。春の街歩きのお供に手に入れて、スタンプラリーも楽しんでほしい」と呼び掛ける。
1冊300円。予約はスタンプラリーのホームページで受け付ける。