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岩手・安比高原にインターナショナルスクール 2022年開校に向け調印式

調印後に笑顔で握手を交わす黒澤社長(左)とエリック・リョンマネージングディレクター(右)

調印後に笑顔で握手を交わす黒澤社長(左)とエリック・リョンマネージングディレクター(右)

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 岩手県八幡平市安比高原で4月5日、インターナショナルスクール「Harrow International School(ハロウインターナショナルスクール)」の開校に向けた調印式が行われた。

 安比高原でのインターナショナルスクールの開校は、安比高原スキー場やホテル安比グランドなどを運営する「岩手ホテルアンドリゾート」が2017年から協議を進め、イギリスで440年以上の歴史を持つ権威ある名門校・ハロウスクールと提携。ハロウスクールはアジアに4校のインターナショナルスクールを展開し、日本では初めての開校。県内でも初のインターナショナルスクールとなり、2022年夏の開校を目指す。

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 5日の調印式にはロンドンのハロウスクールのチェアマンであるジョン・バッティングさん、各地のインターナショナルスクールの運営を行う「「Harrow International Management Limited(ハロウインターナショナルマネジメントリミテッド/HIMS)」の関係者、岩手ホテルアンドリゾートの黒澤洋史社長らが出席。HIMSのエリック・リョンマネージングディレクターと黒澤社長が事業提携同意書にサインした。

 バッティングさんは「楽しみでワクワクするプロジェクトのスタートの日。互いに協力すればこの素晴らしい場所に素晴らしい学校が作れる。ハロウの優れた教育と、日本の品質の高い伝統や文化を生かした学びを提供したい」と話し、「ロンドンのハロウスクールは2022年に450周年を迎える。節目の年にまた安比を訪れるのを楽しみにしたい」と期待を込める。

 岩手ホテルアンドリゾートは校舎などの建設を担う。同社担当者は「建設地などを含め、まだ決まっていない事柄が多いが、2022年の開校に向けて協力しながら進めていく。学校ができ、生徒や職員、そしてその家族などいろいろな人が集まる。人が集まれば地域の活性化へもつながると思う」と話す。

 新設する学校はイギリスの教育制度に倣い、11歳から18歳までの7年制。県内外だけではなく海外からも生徒を受け入れ、最終的には940人の生徒数を見込んでいる。授業は全て英語で行い、日本の文化を生かした学習内容を取り入れるほか、安比高原の環境を生かし、グリーンシーズンとホワイトシーズンの2つの時間割を用意する構想もある。夏のグリーンシーズンには自転車やテニス、冬のホワイトシーズンにはスキーやスノーボードなどのスポーツなどを取り入れる予定。

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