「滝沢総合公園」(滝沢市鵜飼)の活用などについて考えるイベント「タキソウで何する?」が3月24日、同公園で開催される。
イベントを主催する「takizawa park time」は、滝沢市内にある公園での楽しみ方・過ごし方について考える有志らによるグループ。市内の公園を盛り上げたいという思いを持ち、市の職人や会社員、自営業者、主婦など多様な人が集まっている。
それぞれが公園の活用について考える中、メンバー数人が盛岡市内の公園で行われているイベントや、公園活用・活性化に関するイベントに参加。「盛岡ではできるのに、滝沢ではなぜできないのだろうか」と考えていたという。
メンバーの一人である浦島貴之さんは同市下水道課の職員。市職員であることを活かしながら、個人の力で公園の盛り上げを目指している。浦島さんは「滝沢総合公園は利用者が多い一方で、イベント会場などにはあまり使われていない。場所として借りることもできるが、何かに利用しようという人も少ない」と話し、「私たちがきっかけとなり、『何かもっとできるんじゃないか』『私もやってみたい』と思う人が増えるというのが目標の一つ」とも。
第1回となる今回は「滝沢総合公園」がテーマ。イベントは2部構成で、前半では公園内を参加者らが散策しながら公園の設備や状態を確認し、園内での過ごし方やイベントのアイデアなどを考え、後半で思いついたアイデアや気づいたことを参加者同士で出し合う。出てきたアイデアについては実現を目指し、2回目以降については実現に向けた話し合いなども行い、他地域の様子などを参考にしながら準備を進めていく予定。
メンバーの菅原綾さんは「子どもたちが楽しむ、親子で一緒に楽しむ、大人が楽しむなど、公園にはいろんな楽しみ方があるはず。やりたいことをそれぞれで作り出していければ良いと思う」と話し、同じくメンバーの宮野友紀さんは「『takizawa park time』の存在が、やりたいという気持ちやアイデアを発信するプラットフォームのような存在になりたい」とも。
浦島さんは「総合公園は芝生があり、水辺もあってとても良い場所。何かやってみたい、こういう過ごし方を提案したいという思いをかなえられる機会にしたい。親子での参加も大歓迎。自分の思い付きを楽しみながら話してもらいたい」と呼び掛ける。
開催時間は13時30分~15時30分。参加無料。申し込み不要で、当日は滝沢総合公園内ロックガーデン前集合。雨天時の対応についてはフェイスブックページで告知する。