岩手県は復興情報発信ウェブ動画「復興新時代をいわてから。 三陸鉄道編」と「復興新時代をいわてから。 吉里吉里学園編」を、2月13日から公開している。
県では震災の記憶を風化させず、復興への継続的な支援につなげるため、復興に取り組む岩手の姿を全国に発信することなどを目的に情報発信事業を実施している。今回公開された2本の動画では、東日本大震災後さまざまな場所で復興に取り組み、新しい時代を切り開いている岩手県の様子を発信する。
「三陸鉄道編」では、北と南のレールが分断されていた三陸鉄道が復旧し、3月23日より盛~久慈間がレールでつながり「リアス線」という新しい名称で再スタートするまでの様子をドキュメンタリーで描く。距離は163キロで、第三セクターとして日本一長い鉄道となる。
「吉里吉里学園編」は、大槌町の小中一貫教育校・吉里吉里学園の「ふるさと科」という教科の取り組みを紹介。地域の歴史や文化、復興への取り組みなどを学び、郷土への愛着や招来を切り開く力を育む子どもたちの様子を映す。
動画は特設サイト「いわてとあなたが、つながるページ」のほか、ユーチューブの岩手県公式チャンネルで公開している。