もりおか公園活性化交流広場は現在、来年1月27日に開く「たかいけたんけん隊 その1厳冬期編」の参加者を募集している。
「もりおか公園活性化交流広場」は、岩山公園・高松公園・中央公園・盛岡城跡公園の市内4つの公園を題材に、市民が中心となって利活用を考え、イベントやワークショップの企画・開催などを行う。「たかいけたんけん隊」は高松公園チームが企画した。
チームメンバーの細田真理子さんは、2014年のスタート時から交流広場に参加。その時から、「高松の池で自然観察会をしたい」というアイデアを温め続けてきたという。細田さんは「自分自身が活動から離れた時期もあり、思うように実現できないままだったが、ようやく開催できる。高松公園の魅力は豊かな自然。自分の足で歩いて、目で見て、体験しながら楽しんでほしい」と話す。
イベントは高松の池の近くにある「盛岡市立図書館」と共催。案内人は交流広場の岩山公園チームに参加している「盛岡市動物公園」のスタッフが担当する。当日は図書館に集合し、簡単な説明と鳥の声と似た音が鳴る道具「バードコール」作りを行う。その後、バードコールを持って高松公園の散策へ出発。野鳥や植物の冬芽、動物の足跡などを観察しながら歩く。最後は図書館へ帰り、本を使って動物や鳥について確認するなど散策を振り返る予定。図書館が近くにある環境を生かして楽しめる工夫を取り入れた。
今回は「厳冬期編」とし、今後も様子を見ながら季節ごとの開催を予定。子どもだけではなく大人も参加できるイベントを目指し、大人1人での参加も受け付ける。細田さんは「こういったイベントは子どもがメインになりがち。子どもたちにも高松の自然について知ってもらいたいし、大人にもどんどん来てもらいたい」と話し、「世代や知識量に関係なく、みんなが一つの輪になって、それぞれが何か発見してそれを教え合える雰囲気づくりをしていきたい。四季を通して変化する自然を分かち合いながら一緒に楽しんでもらえたらうれしい」と呼び掛ける。
当日は9時30分集合、12時終了予定。参加費は300円。事前申し込みが必要。ファクス(FAX 019-637-1919)・電話(TEL 019-639-9057)・メールで受け付ける。定員は10組(1組2~3人)。問い合わせは市公園みどり課(TEL 019-639-9057)まで。