盛岡で「モディリアーニ展」-初期~晩年の作風の流れを年代ごとに紹介

なで肩で瞳のない作風は、ひと目でモディリアーニとわかる作品。写真は「手を組んで坐る裸婦」、ホノルル美術館蔵

なで肩で瞳のない作風は、ひと目でモディリアーニとわかる作品。写真は「手を組んで坐る裸婦」、ホノルル美術館蔵

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 岩手県立美術館(盛岡市本宮字松幅、TEL 019-658-1711)で8月12日より、「アメデオ・モディリアーニ展」が開催されている。

岩手県立美術館で始まった「モディリアーニ展」

 同展は、ポンピドゥー・センター(パリ)やMoMAニューヨーク近代美術館など、世界6カ国の美術館や個人蔵のデッサンを含めた計48点を展示するもの。作品を通じて、モディリアーニの初期の作品から晩年に至るまで、わずか35歳で夭折した天才画家の一連の作風の流れを年代ごとに見て取ることができる。

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 特に今回の展示では、生涯で唯一行った個展での騒動の様子やピカソなどパリのアートシーンの人たちとの交流の様子をパネルによる解説で克明に紹介。近年、明らかになってきた「新たな素顔」を垣間見るエピーソードも明らかにする。

 同館学芸員の加藤俊明さんは「モディリアーニと言えば、映画でドラマチックに描かれ、人生酒におぼれるなどボヘミアンな印象がつきまとうが、近年の研究では高い教養を持ち合わせ、モデルになった人ともかなり紳士的に付き合っていたことがわかっている」と説明。「アフリカやアジアの影響もさることながら、モディリアーニの出身であるイタリアの美術、それもルネッサンスの影響を受けていることもわかってきた」と話している。「モディリアーニの最大級の(サイズの)作品を含めて、完成度の高い作品を見てほしい」とも。

 期間中、モディリアーニの生涯を描いた映画「モンパルナスの灯」(8月17日)の上映のほか、講演会やギャラリートークも開催する。

 開館時間は10時~19時。観覧料は、一般=1,000円、学生=600円、小中学生=400円。10月5日まで。

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