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盛岡の保護猫カフェで店内譲渡会 希望者とゆっくり話す機会を

5階のキャットシェルターで新しい飼い主を待つ猫

5階のキャットシェルターで新しい飼い主を待つ猫

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 「もりねこ店内譲渡会」が11月23日、保護猫カフェ「もりねこ」(盛岡市菜園2)で行われる。

 野良猫や捨て猫などの保護された猫を引き取り、カフェで預かりながら新しい飼い主を探す取り組みを行っている同カフェ。カフェとして営業しながら一般客と譲渡希望者を同時に迎え入れるため、スタッフが忙しい時間帯は譲渡希望者が声を掛けづらく、スタッフも落ち着いて対応できないという課題が出てきた。

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 運営するNPO法人「もりねこ」代表の工藤幸枝さんは「スタッフの人数も少なく、忙しい時には譲渡の説明する時間や譲渡希望者と猫が触れ合う時間をゆっくり取ることも難しい。希望者とスタッフ、そして猫たちがしっかり時間を取って向き合う環境が必要だと考えていた」と話す。

 課題を解決するため、今年4月には大型ショッピングセンターを会場とした譲渡会を初開催。その後も保健所と共催するなど、継続した活動を行ってきた。譲渡会を通じて新しい飼い主が決まる猫も多く、効果が見えてきたという。一方、気温が下がり始めると屋外での譲渡会が難しくなるため、カフェの店内を使っての譲渡会を企画。10月から試験的にスタートし、冬季は月に1度の開催を予定している。

 店内譲渡会では参加者に向けて譲渡に関する説明を行い、カフェ店内のほか、障がいや病気を抱える猫が過ごすシェルター施設「タイコウクロノーブキャットシェルター」を見学。その後、譲渡面接も行う。

 工藤さんは「この譲渡会で人も猫も新しい家族と出会うチャンスが少しでも広がってほしい」と話し、「猫と暮らしたいと考えている人に、待っている猫たちがいること、譲渡という選択肢があることも知ってもらいたい。一つのきっかけにしてもらえれば」と呼び掛ける。

 開催時間は11時~12時。参加無料。事前の参加予約は電話(TEL 019-613-7773)とメールで受け付ける。空きがある場合は当日参加も可能。