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盛岡市内各所で「ブルーライトアップ」 世界糖尿病デーに合わせ

青色にライトアップされた盛岡城跡公園の石垣

青色にライトアップされた盛岡城跡公園の石垣

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 盛岡市内で現在、「盛岡市ブルーライトアップ2018」が開催されている。

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 「ブルーライトアップ」は、11月14日の「世界糖尿病デー」に合わせて実施しているもの。世界糖尿病デーのキャンペーンには青い丸をモチーフにしたシンボルマーク「ブルーサークル」が使われ、「どこまでも続く青い空と団結の輪」を表している。この日は世界各地で糖尿病の予防・治療・療養を喚起する啓発運動が行われ、その一環として各地の著名な建造物をシンボルマークにちなんだ青色でライトアップする啓発運動「ブルーライトアップ」を展開する。

 盛岡市内では「盛岡城跡公園」「開運橋」「東北電力鉄塔」でブルーライトアップが行われるほか、県内では平泉町の「観自在王院跡」もライトアップされた。

 実施場所の一つ「盛岡城跡公園」では、盛岡市商工会議所が主催するライトアップが今月9日からスタート。「岩手教育会館」側の石垣が30基のLEDで照らし出され、11月11日から17日までの間、照明の色を変えて「ブルーライトアップ」を行う。

 ブルーライトアップを主催する岩手糖尿病協会の顧問を務める石垣泰さんは「糖尿病の患者は世界中で増えていて、その撲滅を願い、世界や日本でブルーライトアップが行われている。青い色を見て、込められた意味を知り、糖尿病について考えて、知識を身に着けるきっかけにしてもらいたい」と話す。

 「糖尿病に症状はなく、検診で異常が指摘されても病院に行かない人や合併症が出てから受信する人が多く、岩手では特にそういう傾向が強い。血糖値などの異常を甘く見ず、すぐに病院へ行くことが大切。寒さが増すこれからの時期は、偏った食事や運動不足にも注意してもらいたい」と呼び掛ける。

 点灯時間は17時~21時。盛岡城跡公園と開運橋のライトアップは今月17日まで、東北電力鉄塔のライトアップは14日のみ。

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