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盛岡で「超人スポーツオープンセミナー」今年も 県内への普及目指して

昨年行われたセミナーの様子

昨年行われたセミナーの様子

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 「超人スポーツオープンセミナー2018」が10月14日、「岩手県公会堂」(盛岡市内丸)26号室で開催される。

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 「超人スポーツ」は、人間の能力を最新テクノロジーなどを使って拡張し、年齢や身体能力、障がいの有無にかかわらず誰もが楽しめる新しいスポーツ。県では2016年に開催された「岩手国体・大会」をきっかけに「超人スポーツ」を生み出す取り組みをスタートし、ワークショップや体験会などのイベントを開いてきた。

 ワークショップを通じて「超人スポーツ認定競技」も誕生し、現在も開発が続いているという。岩手県文化スポーツ部文化振興課の米澤功一さんは「プロジェクト自体は継続しているが、超人スポーツはまだまだなじみが薄い。こういう取り組みもあるのだと知ってもらい、可能性や理解を広めることで県内へ普及していきたい」と意気込む。

 超人スポーツの創出や推進などを行う「超人スポーツ協会」などから登壇者を迎えて行う「オープンセミナー」は昨年から開催。今年は、超人スポーツ協会理事の栗田雄一さん、プロデューサーの中西寛さん、超人スポーツアカデミー委員の野嶋琢也さんを迎え、健康長寿との関連や多くの人が楽しめるスポーツの創造についてなどをテーマに講演を行う。

 米澤さんは「今あるスポーツだけが全てではなく、創造していくという点が超人スポーツで重要なポイント。競技を行いながら使用する道具やルールを調整していく。セミナーを通じて新しいアイデアが生まれることに期待したい」と話し、「県としてもこれからより本格的に取り組んでいく。1人でも多くの方に興味を持って参加してもらえれば」と呼び掛ける。

 開催時間は15時30分~17時。当日参加可能だが、事前申し込みも受け付けている。申し込みは今月12日まで、メールもしくはファクス(FAX 019-629-6484)で受け付ける。

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