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盛岡・中の橋に「サケのぼり」登場 サケの遡上を広くPR

風になびき空を泳ぐ「サケのぼり」

風になびき空を泳ぐ「サケのぼり」

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中津川にかかる「中の橋」のたもとに現在、サケをモチーフにした吹き流し「サケのぼり」が設置されている。

 「サケのぼり」は中津川へのサケの遡上(そじょう)に合わせて、今年から盛岡市観光交流課が設置したもの。設置のアイデアは岩手河川国道事務所が行っている「盛岡地区かわまちづくり事業」の研修会がきっかけとなった。研修会の中で「中津川でのサケを使ったまちづくり」に関する意見を出し合う場面で、参加者から「サケのぼりというものがあるが活用できないか」というアイデアが提案された。

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 そこでサケが中津川へ遡上してきたことを広く知らせようと、「サケのぼり」を使ったPRを考案。サケが川を上り始める9月下旬に合わせて9月26日から設置を開始。今年は9月24日ころから遡上してきたサケが確認され、中の橋の上から多くの人が川をのぞき込む姿が見られ、「サケのぼり」の写真を撮る人も多い。

 大阪から観光に訪れた女性は「サケが上る川だとは知らなかった。ユニークな知らせ方で良いと思う。帰るまでにサケの姿を見られれば」と話し、市内在住の男性は「面白いと思って写真を撮った。サケが帰ってきたことに気付かず、いつも時期を逃してしまう。こうして教えてもらえるのはうれしい」と話した。

 今回は市民や観光客の反応を見ることを目的に試験的に設置。来年以降については、今年の様子を見て検討する予定だという。市観光交流課の担当者は「街の中心を流れる川にサケが上るのは珍しいこと。市民の皆さんにも、観光で訪れた皆さんにも中津川へ帰ってきたサケの姿を見てもらいたい。サケが来る時期の目印として見てもらいたい」と呼び掛ける。

 サケの遡上は10月~11月にピークを迎え、「サケのぼり」はピークに合わせて、サケの姿が見えなくなる時期まで設置する予定。