「第23回全国朝市サミット2018」が10月6日・7日、「盛岡神子田朝市」(盛岡市神子田)で開催される。
「全国朝市サミット」を主催する「全国朝市サミット協議会」には現在、15の朝市が参加し、情報交換を中心に各地の朝市の活性化や課題解決、交流、発展、地域振興などを目的に活動している。「全国朝市サミット」は協議会に参加する朝市がある場所を開催地に毎年開いている。
今回は「盛岡神子田朝市」を運営する「盛岡地区生産者立売組合」が創立50周年を迎えたことを記念して、10年ぶりに盛岡で開催。同組合事務局長の菊池典久さんは「各地の朝市はみんな違った良さがあり、後継者不足や集客減少など似たような課題を抱えている。共に盛り上げ、共に解決しようとつながってきた」と話し、「10年前は大きな規模だったが、今回は小さく手作りで自分たちができる範囲で準備を進めた。どんなものになるか、今から楽しみにしている」と意気込む。
期間中は「神子田朝市」で、全国15の朝市の物産品が集まる全国朝市物産展を開催。7日は高校生交流市場と題し、盛岡商業高校と石川県輪島高校の生徒らが学校で作った物を販売する。
菊池さんは「このサミットをきっかけに、全国にもさまざまな朝市があること、こういう協議会があること、それぞれに活動を行い頑張っていることを知ってもらいたい。そして、各地の朝市にも足を運んでもらえれば」と呼び掛ける。
開催時間は5時~8時30分。