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肴町商店街と「ゴルゴ13」盛岡展がコラボ 展示と街を一体で楽しんで

肴町アーケード内に掛かる「ゴルゴ13」巨大フラッグ

肴町アーケード内に掛かる「ゴルゴ13」巨大フラッグ

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 盛岡市肴町商店街振興組合および同組合青年部(盛岡市肴町)は現在、連載50周年記念特別展「さいとう・たかを ゴルゴ13」盛岡展とのタイアップイベントを開催している。

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 同展は7月21日に「岩手銀行赤レンガ館」(中ノ橋通1)でスタート。今回のタイアップについては「地域とコラボレーションした展覧会にしたい」という同展主催側からの提案を受けて企画した。同組合ではどのようなタイアップ方法があるかディスカッションを重ね、タイアップのイメージを固めたという。

 青年部の佐々木大さんは「『赤レンガ館』は肴町を含めた河南地区のシンボル的な施設。長期間にわたっての展覧会で、人気作が題材。地域としても一緒に盛り上がりたいという思いがあった」と話す。

 今回のタイアップは、参加各店での展覧会の半券を使ったサービスと限定商品・サービスの提供がメイン。半券サービス・限定商品提供合わせて30店が参加し、半券の提示による割引やプレゼント、各店が「ゴルゴ13」や「50周年」にちなんで考案した限定商品の販売やサービスを行うなど工夫を凝らした。「肴町アーケード」内には巨大な「ゴルゴ13」フラッグが設置されるほか、8月4日から始まる「盛岡七夕まつり」には「ゴルゴ13」吹き流しも登場。吹き流しのデザインは作者のさいとう・たかをさんがチェックを行った。

 同展ではスマートフォン専用アプリを使ってチェックポイントを巡る「ARスタンプラリー」も実施。市内13カ所に点在するチェックポイントのうち、8カ所が肴町にある。チェックポイントとなるポスターを掲示したオリジナルの看板が店舗前に設置され、看板には店にちなんだせりふと主人公・デューク東郷のイラストが描かれている。せりふは各店のスタッフらが作品のイメージを損なわないように考えたという。

 佐々木さんは「わくわくした気持ちで展覧会の会場を出て日常に戻るのではなく、その気持ちを持ったまま街の散策を楽しんでもらえるように、展覧会の世界が街にあふれて一体になるイメージで作り上げた。ゴルゴ一色に染まった肴町にも遊びに来て」と呼び掛ける。

 開催期間は9月9日まで。参加店などの詳細は同組合ホームページで確認できる。

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