盛岡八幡宮特設会場(盛岡八幡町)で7月13日から、「もりおかSUMMERガーデン 岩手の肉&ビアフェスティバル」が開催される。
同イベントは今年が初開催となる県内各地の飲食店などが参加するビアフェスティバル。八幡町かいわいの活性化を目的に活動している「もりおか八幡界隈(かいわい)まちづくりの会」が毎年夏に開いている「八幡ぽんぽこ大縁日」を基にイベント規模を拡大。八幡町のシンボル的存在で市民から親しみもある「盛岡八幡宮」を会場に、中心市街地の活性化や八幡町周辺ににぎわいを呼び戻すことを目指す。
同イベント実行委員会事務局の細野裕之さんは「八幡宮は季節ごとに足を運ぶタイミングがある場所だが、意外とひっそりしていることが多い。門前町である八幡町にもう一度にぎわいを取り戻したい」と話す。「盛岡で開催している大きなビアガーデンも少なくなって寂しさを感じている。夏は外でお酒を飲みたくなる季節。同じようにビアガーデンに行きたいと考えている人もいるかもしれない」とも。
イベントには県内の飲食店など16社が出店。肉をメインにしたメニューを中心にお酒に合う料理を提供する。ドリンクコーナーではビールをはじめとするアルコール類のほかソフトドリンクをそろえ、子ども向けの縁日コーナーも設けて家族連れでも楽しめるよう工夫。大型テントには市内の屋外飲食イベントでは最大級となる700席を用意し、雨天にも対応する。
会場内での飲食はチケット制となり、現在は2,200円分のチケットを2,000円で販売するプレミアムチケットを3000枚限定で発売。インターネットと「Nanak(ななっく)」店頭で取り扱い、好評を得ているという。
細野さんは「継続性があるイベントにしていくのが目標。盛岡での大型ビアフェスは機会も少なく珍しい。おいしいビールと肉料理を楽しみに足を運んで」と呼び掛ける。
開催時間は13日=15時~21時、14日・15日=11時~21時、16日=11時~19時。入場無料。問い合わせは実行委員会事務局(TEL 019-614-0132、平日9時~17時)まで。今月16日まで。