「第42回盛岡・北上川ゴムボート川下り大会」が7月29日、開催される。
同大会は市内北部の四十四田ダムから南大橋までの約11キロのコースを2人1組でゴムボートをこいで下るもの。1976(昭和51)年に始まり、今年は四十四田ダムの50周年事業の一環として開催される。
今回で42回を迎えるが、2017年は天候不良などによりコースの安全確保が難しいため開催を中止。41年の歴史の中で、全面中止は初めてのことだったという。そこで今年は「リスタート」をテーマに、再チャレンジの思いを込めた。
競技種目はタイムレース部門とフリーレース部門の2部門。タイムレース部門は男性・女性・男女混合・親子の4区分を設け、四十四田ダムから開運橋までの約8キロのタイムを測定する。フリーレースはスタートからゴールまでの自由下りとなる。
7月15日・16日には初めて川下り大会に参加する初心者を対象とした「実技講習会」も実施。ゴムボートの操船方法のほか、ライフジャケットの着方や落水時の対処法など緊急時の対応について指導する。公式ホームページではアドバイス付きのコースレイアウトや初心者向けの資料などがダウンロードできる。
同大会実行委員会運営事務局の担当者は「昨年は残念ながら中止となり、悔しい思いをした人も多いと思っている。今年はぜひ再チャレンジしてもらいたい。常連の皆さんも、初めての皆さんも一緒に川下りを楽しんで」と参加を呼び掛ける。
参加費は、タイムレース部門=8,000円、フリーレース部門=7,000円。応募は郵便振替もしくは現金書留で受け付ける。詳しい参加要項と申し込み用紙はホームページからダウンロードできる。7月6日まで。