矢巾町で新イベント「ヤハバザール」開催へ 地域おこし協力隊が考案

「楽しいバザールで笑顔の花を咲かせて」と呼び掛ける鈴木さん(左)と藤岡さん(右)

「楽しいバザールで笑顔の花を咲かせて」と呼び掛ける鈴木さん(左)と藤岡さん(右)

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 矢巾町町営キャンプ場(矢巾町)で5月12日、「春のヤハバザール『菜の花は。』」が開催される。

 農家やクラフト、屋台など町内の店が参加する同イベントを発案したのは、同町の地域おこし協力隊として活動する鈴木俊太さん。鈴木さんは同町煙山のヒマワリ畑を訪れた際に、周辺に屋台のような出店や飲食店が少ないことに気付いたという。鈴木さんは「ヒマワリ畑は観光名所の1つ。たくさんの人が訪れるのにもったいないと思い、お祭りのような形で何かできないかと考えていた。フォトコンテストや周辺施設と協力した企画も実施したが、反応は良くなかった」と話す。

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 その後、町内の農家から「作った物を販売してみたい」をという声を聞き、ヒマワリ畑からも近い「町営キャンプ場」を会場にしたバザールを思い付いた。準備は鈴木さんを含めた協力隊メンバー3人で進め、協力隊が主催する初めての大規模イベントとなる。当初はヒマワリが咲く時期に開催を予定していたが、キャンプ場近くには菜の花畑もあることから、花が咲く時期に合わせて2回開催することを目標に決めた。

 イベントには町内の農家や飲食店などによる8店、ハンドメイド・クラフト作家らによる12店、フリーマーケットエリア10店の計30店が出店。野菜や飲食物、雑貨などの販売を行う。キャンプ場が会場になっていることから、ハンモックや遊具があるアウトドアエリアを設け、スラックラインの体験やカメラ教室などの催しも予定している。

 同隊の藤岡裕子さんは「地域の声を形にするのが私たち協力隊の仕事。『矢巾ではこんなイベントがなかった』と町民の皆さんにも喜んでもらえるのがうれしい。準備に力を入れて、私たちもイベントを楽しみたい」と意気込む。

 鈴木さんは「矢巾には良い場所がある一方で、少しPR下手なのが惜しいところ。菜の花畑についてもあまり知られていない。写真を撮って町外の皆さんへどんどん広めてほしい。ヤハバザールで笑顔になりに来て」と呼び掛ける。

 開催時間は10時~16時。小雨決行。雨天中止の場合はフェイスブックで知らせる。