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JAいわて中央・有線放送事業64年の歴史に幕 矢巾町で感謝のセレモニーも

矢巾町で行われた「有線放送64年間ありがとう!」の様子

矢巾町で行われた「有線放送64年間ありがとう!」の様子

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 岩手中央農業協同組合(JAいわて中央、紫波町桜町)の有線放送事業が2月28日をもって終了する。

 有線放送事業は1954(昭和29)年に全国で2番目の施設として矢巾町でスタートし、1958(昭和33)年に紫波町へと広まった。当初は電話での通話を中心に使用されていたが、現在は放送サービスが中心となっている。農業情報や慶弔情報のほか、役場からのお知らせ、災害時の情報発信など、多岐にわたって地域に密着した情報を届けてきた。

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 26日は矢巾町役場町民ホールで64年の感謝を伝える集い「有線放送64年間ありがとう!」が行われ、高橋昌造町長とJAいわて中央の久慈宗悦代表理事組合長ほか関係者らが出席。高橋町長から久慈組合長へ感謝状が手渡された。

 高橋町長は「町民の通信手段・情報源として長きにわたって支えてもらった。私自身もお世話になった1人としても感無量。自分が有線放送に出た後、聴いた人から激励の言葉をもらうこともあった。これも双方向でつながる手段があったからこそ。町民に寄り添い、共に歩んだ64年に心から感謝したい」と話した。久慈組合長は「暮らしや行政、時代に合わせた情報を届けてきた。町民の皆さんに愛してもらったことはもちろんだが、放送や保守を行ってくれたスタッフにも感謝したい。東日本大震災の際も、有線放送電話が通じ貴重な情報源となった。64年の思い出は尽きない。有線放送が時代をつないできた」とあいさつした。

 関係者が思い出のエピソードを語る場面では、放送のアナウンサーを務めていた阿部栄子さんが「何が思い出かと聞かれて話すには難しいほど思い出がある。冬の吹雪の中も、日差しが強い夏の暑い日も町内のあちこちへ取材に出掛けた。協力してくれた皆さん、聞いてくれた加入者の皆さんに感謝を伝えたい」と話した。

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