「もりおか雪あかり2018」が2月8日~10日、盛岡市内各所で開催される。
「もりおか雪あかり」は市民や観光客の交流を図り、街なかのにぎわいづくりと地域活性化を目的に開催し、今年で14回目を迎える。手作りのスノーキャンドルに火をともし、寒い盛岡の冬の夜を幻想的に照らし出す。昨年から盛岡城跡公園芝生広場ともりおか歴史文化館前広場をメイン会場に変更。盛岡駅前滝の広場やプラザおでって、もりおか町家物語館など市内11カ所がサブ会場となり、スノーキャンドルや雪像が飾られる。
一昨年と昨年は雪不足に見舞われたが、今年は順調に雪が降り続いている。同イベント実行委員会事務局の新田英子さんは「昨年より雪の量も多くほっとしているが、当日間近になるまで不安は尽きない。このまま雪が残っていてくれると大変うれしい。当日にも降ると雪あかりがよりきれいに見えるので期待したい」と話す。
現在は「雪あかりアートコンクール」の参加者とボランティアを募集している。「雪あかりアートコンクール」は、オリジナルの雪像やスノーキャンドルを製作し芸術性と美しさを競う。夕方、作品に置いたキャンドルに火をともした時の状態が採点基準となる。参加はグループでも個人でも可能。作品は審査員が評価するほか初日に来場者審査を行い、優秀作品には賞状と副賞を贈る。
ボランティアはスノーキャンドルの製作のほか、キャンドルの点灯と消火、撤去を行う。2月5~8日が製作作業、期間中は着火作業と会場の見回り、11日が撤去作業となり、1日だけでも参加できる。
新田さんは「みんなで作り上げる雪あかり。参加者の皆さんにも来場する皆さんにも楽しんでもらいたい。寒い盛岡ならではのイベントにぜひ加わって」と呼び掛ける。
申し込み締め切りはアートコンクールが1月31日、ボランティアが1月29日。どちらも郵送かファクスで受け付ける。申込用紙はホームページからダウンロードできる。