「峠の駅 紫波ふる里センター」(紫波町佐比内、TEL 019-674-2757)で9月9日、「第13回かかしまつり」が始まった。
同まつりは実りの秋に合わせて産直を盛り上げ、多くの人に足を運んでもらおうと毎年開催されているもの。今年は同センターの組合員らが制作したかかし約90体が並び、初日から多くの人が訪れ、個性的なかかしを眺めて楽しむ姿が見られた。
展示されているかかしは昔ながらのシンプルなものから、大人気のキャラクターや有名人をモチーフにしたユニークなものなどバラエティーに富む。今年は特に人気のお笑い芸人「ブルゾンちえみ」さんをモデルにしたかかしが多く、このほか夏の高校野球で活躍した清宮幸太郎選手や29連勝の記録を作り話題となった中学生棋士の藤井聡太4段をモデルにしたもの、政治界での話題を取り上げたものなども集まった。
今月23日には来場者による人気投票も実施。大賞2点のほか、「ユニーク賞」「アイディア賞」などの賞を決定する。
同センターの担当者は「今年もユニークなかかしたちが集まった。同じ題材でも製作者ごとに工夫が凝らしてあるので、その違いを見比べるのも面白いと思う。力作ばかりなので、ぜひ遊びに来て」と呼び掛ける。
期間は10月9日まで。