岩手県立御所湖広域公園・町場地区園地(雫石町西安庭)でキバナコスモスの見頃が終盤を迎えた。
同園地内で咲いているキバナコスモスは「サンセット」という品種で、紫波町出身の故橋本昌幸さんが品種改良したもの。夕焼けのような赤色に近い濃いオレンジ色が特徴で、今年は2500平方メートルに約10万本が植えられている。サンセットの見頃は9月中旬までで、今後は白やピンクのコスモスが咲き始め、9月末まで花を楽しめる。
同園の担当者は「岩手の秋はあっという間に過ぎていく。キバナコスモスの見頃は終わりに近いが、また別の花も咲き始める。秋の美しい風景を岩手ゆかりの花と一緒に楽しんでもらいたい」と来園を呼び掛ける。
開園時間は9時~17時。入場無料。開園期間は11月30日まで。