新名水百選に盛岡から「鉈屋町界隈の湧水」と「中津川下流域」が選定-環境省が発表

平成の名水百選にえらばれた盛岡の大慈清水。盛岡在住の作家・高橋克彦さんの小説「緋い記憶」の舞台にもなった

平成の名水百選にえらばれた盛岡の大慈清水。盛岡在住の作家・高橋克彦さんの小説「緋い記憶」の舞台にもなった

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 環境省が選ぶ「平成の名水百選」に、岩手県からは盛岡市鉈屋町界隈にある湧水(大慈清水と青龍水)、同市中心部を流れる中津川・綱取ダム下流の2つが選定された。

 これは1985年(昭和60年)に選定された「名水百選」に加え、新しく「平成の名水百選」を選定したもの。今年7月に行われる「北海道洞爺湖サミット」をきっかけに水環境保全の推進を図ることを目的として設けられたもので、名水百選の試みとしては1985年以来、23年ぶりの動きとなる。発表は6月上旬に行われた。

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 市内から2つが選ばれた理由については、「歴史・文化的な背景が強く感じられる」ことのほか、大慈清水については、「藩政時代から利用されている伝統的な水利用を現代でも地域の人たちが継承している」点が決め手となった。中津川・綱取ダム下流においては、「地域の人々の保全活動や親水性の価値」が認められたほか、毎年6月に行われる「チャグチャグ馬コ」の休憩地点であるという背景も選考ポイントになった。

 発表を受けて、盛岡市の谷藤裕明市長は「盛岡市から2件も選定されたことは盛岡にとって誇りであり、大きな喜び。暮らしや文化を伝える盛岡ブランドの推進にとって大きな弾みになるものと期待し、今後とも市民とともにこれらの名水を守り後世に伝えていきたいと思う」としたうえで、「親水性や水利用の歴史性、そして何より市民の皆さんの保全・活用活動が認められた結果であると思う」と地域の活動を高く評価した。

 盛岡市ブランド推進課では「盛岡市のブランドである、『水の恵みブランド』と『まちなみブランド』を推進するいい機会になる。これを機にさらに盛岡をPRしていきたい」と話す。

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