盛岡の夏の風物詩「盛岡さんさ踊り」が8月1日、開幕した。
40回目の節目を迎える今年は、4日までの期間中に257団体、約3万4600人が参加する。初日は特別集団を先頭にパレードがスタート。盛岡市と沖縄県うるま市の友好都市5周年を記念し、うるま市の島袋俊夫市長や郷土芸能エイサー集団のほか、「どんと晴れ」でヒロインを演じ、うるま市・盛岡市友好大使で女優の比嘉愛未さんが花車に乗って登場。沿道から大きな歓声が上がった。
特別集団の後にはミスさんさ踊りの集団が続き、企業、学校など一般参加団体が順次出発。色鮮やかな浴衣を着た踊り手たちが軽快な太鼓と笛の音色に合わせて華やかな演舞を披露し、「サッコラチョイワヤッセー」の掛け声を響かせながら、約1キロのパレードコースを練り歩いた。
最終日の4日には「和太鼓の同時演奏者数」でギネス世界記録に認定されている「世界一の太鼓パレード」が行われるほか、40回を記念し、地元高校生たちが踊りを競い合う「さんさ甲子園」を初開催する。
パレードは各日18時に岩手県公会堂前を出発予定。