「きっさ音(おと)」(盛岡市本町通1)が5月1日、オープンした。
同店はオーナーの菊池美咲さんと、妹の陽子さんが2人で営む喫茶店。美咲さんはカフェ好きで、さまざまな喫茶店やカフェに通い、学生時代にコーヒー専門店でアルバイトを経験する中で、いずれは喫茶店を開こうと考えていたという。
美咲さんは「店を開くのはもう少し先の予定だったが、知人からの『やりたいことはやりたいうちに』という言葉に背中を押された。オープンから1カ月たったが、何度も来てくれるお客さんやSNSにコメントしてくれるお客さんもいて、皆さんの声や喜ぶ顔が原動力になっている」と話す。
同店のこだわりは手作りのケーキ(450円)。旬の食材や季節に合わせたケーキを「毎日来ても飽きずに喜んでもらえるように」と日替わりで2~4種類用意し、目でも楽しんでもらおうと大きめにカットし、アイスクリームを載せたスイーツプレート(1,000円)も提供している。トマトと野菜を使った「キーマカレー」や厚いオムレツを使った「オムレツサンド」といった軽食も単品(800円)のほか、ケーキとサラダ、ドリンクが付いたセットメニュー(1,200円)を用意した。ドリンクは「自家焙煎(ばいせん)珈琲ポラン」のコーヒー豆を使ったオリジナルの「音ブレンド」(450円)のほか、紅茶、ハーブティー、ソフトドリンクを提供する。
店内にはピアノを置き、いずれは定期的に演奏会などを行う予定。美咲さんは大学時代に音楽療法を専攻し、店を始める前は特別支援学校などで講師を務めていた。生徒たちと音楽を通じて触れ合う中で、障がいを持つ人が音楽を発表できる場所や誰もが音楽を身近に感じる場所をつくりたいという思いを持ったという。
美咲さんは「小さい頃から音楽が身近にあり、いろいろな場面で音楽の力の強さを感じてきた。誰もがゆっくりくつろいで、心を癒せる場所にしていきたい。おいしいケーキを作って待っているので、ぜひのんびりしに来て」と来店を呼び掛ける。
営業時間は11時~19時。日曜定休。