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盛岡河南地区でもう一つの国体「わんこくたい」 日程折り返し熱戦続く

肴町アーケード内に設置された集計表。現在1位は宮城県

肴町アーケード内に設置された集計表。現在1位は宮城県

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 盛岡市の河南地区で現在、「第2回国民わんこそば大会『わんこくたい』」の熱戦が繰り広げられている。

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 同大会は「河南で始まるもうひとつの希望郷いわて国体」と題し、中ノ橋通、紺屋町、鉈屋町、肴町、南大通、八幡町、松尾町の7つの地域からなる河南地区から国体を盛り上げようと企画されたもの。今年1月の岩手国体冬季大会に合わせて1回目を開催、国体本大会の開幕に合わせて10月1日から第2回を開催している。

 参加方法は、同地区でわんこそばを提供する「初駒本店」「東家本店」「直利庵」の3店舗いずれかでわんこそばを食べ、専用の用紙に完食杯数と都道府県を書き、応募箱「わんこけぇ」に入れる。参加者は出身や在住に関わらず、自分の好きな都道府県の代表になることができ、杯数がそのまま得点となる。わんこそば以外のそばを食べても参加できるが、その場合は1品につき1杯となる。集計結果は肴町商店街アーケード内に設置した集計表と、大会を主催する「~河南をアツく語る~よもやま話の会」のフェイスブックページで随時発表。「希望郷いわて大会」開催期間中は「盛岡駅前滝の広場」にも集計表を設置し、全国から盛岡を訪れる選手や観光客にも参加を呼び掛ける。

 2回目となる今大会は開幕4日目ですでに前回の総エントリー杯数を上回り、主催者は参加人数も前回の4~5倍になると予想している。47都道府県の参加があり、18日に発表された最新の集計結果では、1位が宮城県の2万1086杯で、その後は2位北海道1万5790杯、3位青森県1万4272杯と続く。岩手県は1万2125杯で6位。1位との差は9000杯近くになっている。

 大会の担当者は「今回は全国から参加者が集まり、大いに盛り上がっている状態。上位との差も全体的に縮まり始め、どの地域も1位になるチャンスがある。岩手もまだまだ逆転できると思うので、市民の皆さんの参加も期待したい。そば1杯からでも参加できるので、ぜひ挑戦して」と呼び掛ける。

 今月30日まで。

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