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盛岡に「自家焙煎いなだ珈琲舎」-紫波出身の男性が念願かなえる

稲田さんがハンドドリップで一杯一杯丁寧にコーヒーを入れてくれる

稲田さんがハンドドリップで一杯一杯丁寧にコーヒーを入れてくれる

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 盛岡劇場向かいに「いなだ珈琲舎」(盛岡市南大通1、TEL 019-656-7766)が1月14日、オープンする。

稲田さんこだわりの「Kブレンド」(450円)は豆の特徴を捉えてブレンドすることで飲みやすく美味しいコーヒーに

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 同店代表の稲田耕基さんは紫波町出身。広島へ大学進学後、コーヒー好きが高じて15年ほど広島の自家焙煎(ばいせん)コーヒー専門店で働きながら学んだという。震災をきっかけに家族と過ごせるようにと岩手に移り、念願の店を構えた。

 落ち着いた色のインテリアでシックにまとめた約9坪の店内に11席を用意する。稲田さんがブレンドした、飲みやすくすっきりとした味わいの「Kブレンド」と「マイルド・ブレンド」(以上450円)のほか、ストレートコーヒーも提供。自家焙煎した豆の販売も行う。

 関西の「モーニング」の文化に盛岡でも親しんでもらいたいと、朝7時30分から11時までトーストとサラダにコーヒーが付いたモーニングセット(650円)も提供する。

 稲田さんは「くつろいでもらえるような温かい店にしていきたい。地域の方に愛されるようになれば」と話す。

 営業時間は7時30分~19時。月曜定休。同12日まではプレオープン期間として営業する。

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