盛岡市は「もりおか復興推進しぇあハート村」(盛岡市本宮5)内にデジタルコンテンツを提供する「復興推進デジコンシェアオフィスMORIOKA」を開設。現在、入居事業者を募集している。
岩手県が実施する「デジタルコンテンツ産業育成プロジェクト」を受け、同市はデジタルコンテンツ産業に特化したシェアオフィスを構える。デジタルコンテンツから復興支援や地域活性化に貢献し、若者の流失をくい止め雇用の場を創出したい考えだ。
デジタルコンテンツとは、映画、アニメ、ゲーム、音楽、アプリなどデジタル形式の創作物。デジタルコンテンツ産業に携わる個人事業者や法人に同オフィスを一定期間無償提供し、スキル向上や人材育成、事業活動の場として活用してもらう。また、入居者間の交流による協業化の推進や、市内企業とのマッチングも図っていく。
管理人の天沼倫太郎さんは「新しい産業としてデジタルコンテンツを盛り上げたい。熱意のある人やビジネスベースで考えられる人に使ってもらいたい。都市圏のサテライトオフィスとして使ってもらうことも想定している。岩手との交流拠点にもなれば」と期待を寄せる。今後は、個人や学生向けにコワーキングスペースの開設も予定している。
募集受付は8月20日まで。