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洋野町の老舗食堂が盛岡進出-南部もぐり漁の天然ホヤを格安に

写真左の小上がりは個室にもなり、「隠れ家的」に使える

写真左の小上がりは個室にもなり、「隠れ家的」に使える

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 洋野町の飲食店「磯料理喜利屋」が11月下旬、盛岡に2号店「三陸居酒屋きりや」(盛岡市菜園、TEL 019-601-5290)を開店した。席数は、カウンター6席と個室にもなる小上がり12席。

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 2代目店主の髙城虎(たかじょう・たけし)さんが、子どものころから憧れだったという盛岡へ念願の出店。ホヤやアワビ、鮮魚など、食材の鮮度を保ったまま盛岡に供給する目的で、軽トラックによる洋野・盛岡間を結ぶ運送事業も併せて開業し、新鮮な三陸の食材を格安に提供する。

 看板メニューの天然ホヤは地域独特の「南部もぐり漁」で水揚げされたもの。刺し身(600円)のほか、姿焼きやフライ(以上800円)といった独自の調理方法で提案する。そのほか、バクライやサケハラス(以上600円)、アワビ刺し身(1,800円)など、三陸ならではメニューも。

 東京と大阪のフランス料理店で経験を積んだ髙城虎さん。「今後はビオワインなどもそろえ、『ちょっとフレンチ』なメニューで差別化していきたい」と意気込む。

 日本酒は同じ県北の南部美人(二戸市)のみで、本醸造(500円)、純米吟醸(600円)のほか、オリジナルラベルのボトル(1,000円)も用意する。ビール(450円~)、カクテル(500円)、ハイボール(400円)なども。客単価は3,500円前後。

 営業時間は17時~24時。日曜定休。

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