盛岡のご当地検定「盛岡もの識り検定(通称=もりけん)」(主催=盛岡商工会議所)の合格者が11月14日、発表になった。
盛岡の歴史や地理、気候、文化人、産業など6分野から出題される同検定。今月5日にアイーナ(盛岡市盛岡駅西通)で試験が行われ、初級レベルの3級は118人が合格(受検者数=215人)、2級が2人(同=67人)で、昨年から実施が始まった1級は28人が挑んだが合格者はゼロだった。合格ラインは2級と3級が正解率70%、1級は80%。1級は昨年、盛岡市の男性が1人合格している。
今年はタクシードライバーに認定する「盛岡コンシェルジュ」が導入されたことなどから、タクシー会社やホテルなど団体受験が増え、受験者数は過去最大の310人に。合格率は全体的で38.7%。3級で54.9%。
同会議所では「団体受験が多かったせいか、その分合格率が下がったようだ。盛岡を知ってもらうために実施する3級については、少し問題の難易度が高かったかも」と話している。
同検定は来年も実施する。