日本赤十字社(東京都港区)が実施する「LOVE in Action プロジェクト ご当地大作戦! in 盛岡」が12月11日、イオンモール盛岡(盛岡市前潟4)で行われた。
日本赤十字社は、昨年10月から若者へ献血推進を図る啓発事業として同プロジェクトを全国展開。ラジオやテレビ番組で活躍しているDJの山本シュウさんをプロジェクトリーダーとして、ラジオやインターネットを通じて献血の重要性、命の大切さを訴えている。
ステージでは、イーハトーブ学生赤十字奉仕団・委員長の菅原美保さんの実体験を基に映画化された作品「八月の二重奏」主演の女優・南沢奈央さんをゲストに迎え、命と献血の大切さをテーマにトークイベントが行われた。
南沢さんは「献血を通して誰かに笑顔を与え、一人でも多くの人が笑顔になれるといいと思う」と話し、山本さんは「たとえ献血ができない人でも、その大切さ、素晴らしさを一人でも多くの人に伝えるだけで献血者は増えていく」と呼びかけた。
映画は全国の献血ルームなどで無料上映されるほか、「全国学生クリスマス献血キャンペーン2010」(主催=全国学生献血推進実行委員会、上映=12月25日まで)で全国一斉上映会も実施する。