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南部たこう焼き、イオン盛岡南に出店-新メニューにご当地バーガーも

二人三脚で店を切り盛りする吉田壮一さん(左)と川原いづ美さん(右)。

二人三脚で店を切り盛りする吉田壮一さん(左)と川原いづ美さん(右)。

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 「南部たこう焼き」を移動販売カーで販売していた南部たこう焼(八幡平市)が10月16日、イオン盛岡南ショッピングセンター(盛岡市本宮)に実店舗をオープンした。

「つくし家本舗」の短角牛バーガー

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 店名は「短角牛バーガーと南部たこう焼きの店『つくし家本舗』」とし、同SCの「いわて活菜横町 結いの市」の一角に出店。店名は雫石町を拠点に制作活動を行う漫画家、そのだつくしさんから「いただいた」という。経営母体の名称は「南部たこう焼幸房」とした。

 南部小麦や三陸宮古産のタコ、龍泉洞のミネラルウオーターを使うなど「地産地消」をコンセプトにたこ焼きを製造・販売してきた同店。今回実店舗を開くに当たり、新たに岩手特産のいわて短角牛を使った「短角牛バーガー」(1,200円)をメニューに加えた。1日限定20個を販売する。

 同バーガーも地産地消がテーマで、短角牛を使ったパテをメーンに、県産小麦を使ったバンズ、地元のしょうゆ醸造所が製造するエゴマスタード、旬の県産野菜を使った。短角牛は脂身が少ないことから、パテに使うひき肉は短角牛が8割、県産豚肉が2割の合い挽きにしたという。

 「短角牛は赤身が多いが、肉のうま味が強いのが特徴。パテにしても肉の食感を直に感じられるので味わってほしい」とプロジェクトマネジャーの川原いづ美さん。「高級肉なので価格はそこそこするが、ハマる人はハマる味なので、マニア受けすると思う。マニア向けのご当地バーガーというのもいいかも」と代表の吉田壮一さん。「今後はバリエーションを増やして、これまで以上に地産地消に貢献したい」と話す。

 これまで通り南部たこう焼きも販売する。価格は「雑穀入りしょうゆ味」=500円、「黄金のたこ焼き安比のチーズ入り」=600円、「南部たこう焼サンド」=200円、県産豚を使った「ぶたバーガー」=1,000円など。

 営業時間は10時~21時。

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