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紫波町がCO2削減量に応じて商品券発行-循環型社会目指す

クーポン券のキャラクター「Eco-beeハニー☆しわッチ」。紫波総合高校美術部の学生がデザインした。

クーポン券のキャラクター「Eco-beeハニー☆しわッチ」。紫波総合高校美術部の学生がデザインした。

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 紫波町は、来年度から循環型のエコプロジェクト推進事業として「紫波エコbeeクーポン」を発行すると発表した。

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 同事業は、これまで一元化されていなかった二酸化炭素(CO2)排出削減に関する補助事業で、すべてをCO2削減量に換算して数値化する取り組み。

 具体的には、廃食用油やゴミの分別回収した団体のほか、ペレットストーブや太陽光発電設備を購入するなどした町民に対し、CO2削減量に応じて換算したポイントを還元するもの。ポイントは商品券「紫波エコbeeクーポン」として発行し、町内の認定エコショップで商品の購入代金の代わりに利用できる。

 クーポン券は500円券と1,000円の2種類で、認定エコショップは盛岡南ショッピングセンター(NACS)、ユニバース紫波店、ジョイス・ロッキー紫波店、マックスバリュー紫波店、Aコープ紫波店、紫あ波せ本舗、古舘産直センターグリーンハウスの7店で利用できる。

 同町環境課担当者は「クーポンを発行する際には、町民がCO2をどれだけ削減できたかが数字でわかる仕組みになっているので、CO2削減の『見える化』が実現できた形。具体的な数字を知ることで、削減に対する啓蒙や普及にもつながるうえ、経済の活性化も含めて循環型社会を実現できる」と話す。

 事業の実施は4月から。

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