岩手県立図書館で「郷土芸能展」-「早池峰神楽」の世界無形遺産登録を受け

古くは1962年に発行された資料も公開する。

古くは1962年に発行された資料も公開する。

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 岩手県立図書館(盛岡市盛岡駅西通1)は現在、特別展示「岩手の郷土芸能」を行っている。

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 同展は、今年9月に早池峰神楽(花巻市)が無形文化遺産登録されたのを記念に行うもの。神楽や鬼剣舞(おにけんばい)、鹿踊り(ししおどり)など、岩手県内の各地に伝わる郷土芸能に関する書籍、写真集、資料26点をまとめて展示する。

 展示するのは、岩手の民俗芸能の振興に寄与した美術評論家の森口多里や沢田定三の著作、各地の教育委員会が編集・出版した書籍や資料、海外向けに英語で書かれた小冊子など。ほかに「音と映像コーナー」では、関連する映像資料も用意する。

 企画担当者は「岩手は民俗芸能の宝庫といわれ、県内には1,000以上の伝承する団体があると聞く。これを機会に、岩手の文化に目を向けてもらえれば」と話す。

 開館時間は9時~20時。観覧無料。展示は3階入り口付近。展示する書籍は貸し出しも行う。10月31日まで。

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