滋賀県で行われる「第33回全国中学校駅伝大会」に出場する黒石野中学校女子駅伝部が11月25日、盛岡市役所を表敬訪問した。
同部は現在13人で活動。4月に行われた盛岡市内一周継走で2位、9月に行われた盛岡市中学校駅伝競走大会で1位に入賞。10月の岩手県中学校駅伝競走大会では、大会新記録となる43分5秒で11年ぶり2度目の優勝を果たし、全国大会の出場権を獲得した。11月8日に行われた東北中学校駅伝競走大会でも優勝し、2区・3区・5区では区間賞を獲得している。
この日は全国大会に出場する1年生から3年生の部員8人が、千田幸喜校長と顧問の畠山直樹教諭と共に市役所を訪問し、中村一郎副市長に意や意気込みなどを伝えた。
キャプテンの倉田七夏さんは「互いに励まし合い、仲良く元気に活動することを大切に、朝や放課後の練習を頑張ってきた。その努力が実り、全国大会への切符をつかむことができた。大会では支えてくれた皆さんに恩返しできるよう、岩手県史上最高順位の3位以上を目指して、1秒を削る走りをしたい」と宣言。続いて部員たちが「自分が今持っている全力を出したい」「サポートでも全国一を目指す」「少しでもタイムを縮めたい」「一緒に練習した仲間、支えてくれた人の思いも背負ってたすきをつなぐ」と意気込みを伝えた。
中村副市長は「直近の県大会と東北大会での優勝、全国大会への出場、本当におめでとう。部員同士での切磋琢磨(せっさたくま)と、多くの人のサポートもあって勝ち取ったものだと思う。皆さんが最高の成績でゴールすることを祈っている」と激励した。
全国大会では芝のコースを走るため、本番に向けて番に向けて、芝の上を走る練習もしているという。倉田さんは「のメンバーで走るのも全国大会で最後。本番では今ある力を全部出したい」と話す。
大会は12月13日に開幕。女子の部は14日11時10分にスタートする。