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IGRで中井精也さんと行く「撮り鉄ツアー」 遠足気分で撮影楽しんで

中井さんが撮影したIGRの車両と岩手山の写真(写真提供=鉄道写真家 中井精也)

中井さんが撮影したIGRの車両と岩手山の写真(写真提供=鉄道写真家 中井精也)

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 IGRいわて銀河鉄道(盛岡市青山2)が9月8日、「鉄道写真家 中井精也さんと行く IGR沿線撮り鉄ツアー」を開催する。

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 同社がイベントなどで行ったアンケート調査で、「鉄道ファン向けの企画があればうれしい」という声が多かったことを受け、今年は鉄道ファンも参加しやすい内容のイベントを増やしている。広報担当の浅井うららさんは「参加対象が偏りすぎないイベントを考えてきたが、特化型もやってみようかとなった。鉄道ファンの社員たちも『自分たちの出番だ』と張り切っている」と話す。

 「撮り鉄ツアー」の企画を担当する稲葉聡さんも鉄道ファン社員の一人。昨年、県外のイベントで中井さんに会い「IGR で何かやりませんか」と声をかけたという。中井さんもIGRに乗車経験があり、写真も撮っていたことから快諾を得た。「中井さんのイベントならやはり写真だろう」と沿線で写真撮影を楽しむツアーを考案した。

 ツアーは貸し切りの車両で中井さんが全行程に同行。参加者はまず盛岡駅から好摩駅へ向かい、中井さんのお薦め撮影スポットで約2時間30分の写真教室を受ける。好摩駅を出発した後は、二戸駅・、奥中山高原駅・、岩手川口駅に停車。駅では買い物タイムや駅周辺や駅舎、駅を通過する車両や停車中の車両を撮影する時間を設ける。好摩駅から二戸駅までの移動中には弁当を配り、移動中の車内では中井さんとのおしゃべりと記念撮影も可能としている。

 「撮り鉄ツアー」と題しているが、撮影初心者や鉄道ファンではない人、沿線の地元住民の参加も歓迎。「立派なカメラや機材がなくても、手持ちのスマートフォンでOK」と稲葉さん。「鉄道ファンの皆さんに『自分向けのイベントだ』と感じてもらうことはもちろんだが、普段は鉄道やIGRに興味がない人や、撮り鉄ではないけど写真を撮るこつが知りたいという人も、誰でも加わりやすいイベントにしたいと思っている。乗って楽しい、見て楽しい、撮って楽しい、遠足のような気分で一日満喫してもらいたい」と呼びかける。

参加費は1万5,000円(昼食代・運賃含む。IGR銀河鉄道ファンクラブ会員は2,000円引き)。定員は40人。申し込みは銀河鉄道観光のウェブサイトかと電話(019-601-9992、平日9時~16時30分)で受け付ける。9月2日締め切り。

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