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幸を呼ぶ「盛岡さんさ踊り」開幕 暑い夏を踊りと太鼓で熱く盛り上げる

踊り手たちの先陣を切る華やかなミスさんさ踊り

踊り手たちの先陣を切る華やかなミスさんさ踊り

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 「第47回盛岡さんさ踊り」が8月1日に開幕した。

特別集団に加わった台湾・花蓮市の魏市長

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 盛岡さんさ踊りは、1978(昭和53)年に第1回を開催して以来、盛岡の夏の風物詩として親しまれ続けている。4日までの期間中、中央通りを主会場とするパレードには昨年より多い203団体、約2万5000人が出演。パレードは岩手県公会堂前を出発し、映画館通り付近までの約500メートルを、踊り手たちや太鼓奏者たちが練り歩く。

 初日には43団体、約4600人が出演。内館市長や、盛岡友好都市提携を結ぶ台湾花蓮県花蓮市の魏嘉彦(ウェイ・ジィアイェン)市長ら台湾・花蓮市訪問団などによる特別集団がパレードを先導し、5人のミスさんさ踊りとミス太鼓・ミス横笛・うたっこ娘たちによる「2024ミスさんさ・さんさ太鼓連」が踊り手たちの先陣を切った。

 会場には迫力ある太鼓と軽快な笛の音、幸せを呼ぶ「サッコラチョイワヤッセ」の掛け声が響き、踊り手たちは華麗な群舞で観客たちを盛り上げた。「2024ミスさんさ・さんさ太鼓連」はパレードの中盤で2022年に誕生した新たな踊り「吉希翔(きっきしょう)」を披露。姿勢を低くする振り付けや跳ねる動作が多い踊りに、観客からは歓声と拍手が送られた。

 パレード終了後には観客も飛び入り参加できる輪踊りを会場内6カ所で展開。最終日には、「盛岡さんさ踊り」を運営する「盛岡商工会議所」の創立100周年を記念した特別なパレードや、太鼓奏者による「世界一の太鼓大パレード」を行う。

 パレードは各日18時スタート。今月4日まで。

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