盛岡のNPO法人「JOY」(盛岡市北松園2、TEL 019-601-2270)は8月1日から始まる「盛岡さんさ踊り」の期間中、浴衣の着付けをサポートする「盛岡さんさ・ゆかた駆け込み寺」を実施する。
同サービスは、盛岡さんさ踊りで一般の見物客に浴衣を着る人が多いことから2006年に始められ、今年で3年目。浴衣の着付けだけでなく、すでに着て歩いて着崩れした「浴衣のお直し」も行うことから、年々認知度が高まってきている。
浴衣の着付けやお直しには「きもの教育協会渡辺教室」が協力するほか、待ち時間には冷茶のサービスや浴衣に似合う小物の販売、記念フォトカードの作成サービスを行う。
同協会の畠山博行理事長は「(このサービスは)3年目ということで、少しずつ定着してきたと思う。今年は100人以上の利用者を見込んでいる」と話す。
浴衣のデザインについては、「全体的に大人の粋が感じられる柄が好まれる傾向にあると思う。若い人でも、古典柄や紺地の落ち着いた浴衣を選ぶ人が増えてきた一方で、帯にはファッション性の高い『デコ帯(デザイン帯)』が流行している」(同)と分析。「さんさ踊りは激しい踊りなので、飛び入り参加をする人は、腰ひもをしっかり締めることが大切。ナイロン製よりも綿素材の方が滑らないのでおすすめ」とアドバイスする。
利用料金は、浴衣の着付け=2,000円(小学生以下=1,000円)、浴衣のお直し=500円、さんさ踊りの衣装の着付け=2,500円、デコ帯=1,000円。会場は岩手県公会堂(内丸11)2階特別室。
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