盛岡の洋菓子店「Sweets+Caf? しゅくる」本店(盛岡市本町通1)が8月8日、10周年を迎える。
同店は2006年のオープン以来、「安心・安全・おいしい」をコンセプトに、県産の食材にこだわり、大人から子どもまで幅広い世代に愛される洋菓子を提供してきた。旬のフルーツや野菜などを使用した生菓子・焼き菓子合わせて常時40種類以上を取り扱い、バースデーケーキなども製作。2014年10月には中ノ橋通の商業施設「ななっく」1階に2号店を開いた。
オーナーの佐藤浩二さんはもともと製菓専門ではなかったが、ホテルのレストランで働いていた際に「ケーキが向いている」というアドバイスを受け、製菓の道に進んだ。県内のホテルなどに勤めた後、独立し同店を開いた。佐藤さんは「あっという間の10年。ここまで続けて来られたのは、何よりお客さまのおかげ。おいしいと笑顔を浮かべてくれる皆さんがいるから、私たちも笑顔でお菓子を作ることができる」と話す。
同日から15日まで、「10周年記念イベント」を実施する。フルーツやムースが層になったグラスデザート「ベリーヌ」の新作3種を提供する「Newベリーヌフェア」や、メロンやグレープフルーツなど旬のフルーツを丸ごと使った限定スイーツが登場する「まるごとフルーツフェア」を開催。1,000円以上の買い物をした人を対象にななっく店で使用できる500円引き券を配布するほか、景品が当たる抽選会を実施。1等は購入商品の全額無料、2等~6等はデコレーションケーキやマカロンギフトなど、「何が当たるかはお楽しみ」の特別賞も用意する。
佐藤さんは「食べて幸せな気持ちになってもらえる菓子作りを続けていきたい。これからも皆さんの期待に応えられるように、『心も体も幸せになってもらえるものを』という共通の思いを持って、スタッフと一緒に頑張っていきたい」と意気込む。
営業時間は10時~20時。10周年イベントの詳細はフェイスブックページで確認できる。