IBC岩手放送は4月29日、盛岡冷麺のルーツを探検するテレビ番組「盛岡冷麺物語」を放送する。
同番組は同名の書籍(繋新書)をベースに、いつどのようにして盛岡冷麺が生まれ、どういう経緯で市民に広く普及したのか、謎を解くように進行。なぜ韓国の冷麺にはない盛岡独自のスタイルの冷麺が考案されたのか、その原点を探るとともに、ゴムに形容されるほど強いコシの麺や元祖でありながら「平壌冷麺」ののれんを掲げる冷麺店の謎など、盛岡市民にも意外に知られていない盛岡冷麺の不思議に迫る。
番組は、同局の情報番組「じゃじゃじゃTV」などで活躍するフリーアナウンサーの佐藤雪江さんがナビゲートする。
番組を企画したオリンピア企画(盛岡市菜園1)の佐々木倫彦さんは「盛岡冷麺は他の地域では見られない盛岡特有の文化であるにもかかわらず、実はそのルーツを正確に知る人は少ないと思う。書籍『盛岡冷麺物語』が昨年出版されたが、本を読まない若い世代の人にもその内容が伝わるよう、テレビ番組として企画した」と話す。
放送時間は10時50分~(約30分間)。
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