盛岡市動物公園(盛岡市新庄、TEL 019-654-8266)が10月16日、「MZP動物総選挙~あなたはどの子がお気に入り?~」の結果を発表した。
MZPは盛岡市動物公園の英語表記「Morioka Zoological Park」の略で、同選挙は10月11日と12日の「動物公園まつり」期間中に来園した人を対象に行った。これまで、「無人島に連れていくなら」などのテーマを設けて投票を行ったことはあったが、人気の動物を決める投票は今回が初めて。
立候補したのはライオンやゾウ、キリンといった「花形」から、同園のSNSで人気が高い、ニホンカンガルーやオグロプレイリードック、カナダカワウソやピューマなど他県からも会いに来る熱いファンが多い動物など、同園で飼育されている15種類。担当者の高橋めいさんは「どの動物にもたくさんのファンがいるので、職員の間でも結果が予想できないと話題になっていた」と話す。
総投票数285票の中から第1位に選ばれたのはキリン。今年3月に赤ちゃんキリンが誕生したことも、今回の結果に影響しているのではないかと予想されている。続く2位にはSNSで人気のオグロプレーリードッグ、3位にはピューマがランクインした。
高橋さんは「多くの来園者の方が、『動物を見てから投票しよう』と話していたので、普段は少ししか見てもらえない動物たちのこともじっくり観察していただけたかと思う。もうすぐ冬季休園に入ってしまうが、これからもいろいろなイベントがあるので、動物たちに会いに来てほしい」と呼び掛ける。
同様の人気投票は今後も行っていく予定。