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岩手ビッグブルズ、新リーグ1部入りに向け緊急会見 ファンクラブ加入呼び掛け

緊急会見を開いた岩手スポーツプロモーションの山口代表と勝久HC、岩手ビッグブルズ選手ら

緊急会見を開いた岩手スポーツプロモーションの山口代表と勝久HC、岩手ビッグブルズ選手ら

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 来秋開幕する男子バスケットボール新リーグ「JPBL」の階層分けの一部が7月30日、発表された。

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 1回目の階層分けでは20チームが発表になり、TKbjリーグの秋田や仙台などNBLからも含め12チームが新リーグ1部入りを決めた。1部入りの選考条件は、収容数5000人以上のホームアリーナの所有、年間試合数8割をホームゲームで開催可能、年間売り上げ2億5,000万円以上。新リーグでは1部・2部・3部に振り分けられ、1部は最大16チームが想定されている。

 岩手ビッグブルズの階層分けが持ち越しになったことから同31日、緊急会見を開いた。1部加入に関して指摘されたのは、ホームアリーナでの8割開催、債務超過の解消、2億5,000万円以上の売り上げについて達成できるかどうか。ホームアリーナを所有する盛岡市と新リーグ初年度のホームアリーナ8割開催の約束を取り付けたほか、債務超過についても8月開催の株主総会で解消法を決定する方針。2014-2015シーズンの売り上げも2014年6月期現在で2億円弱を達成しており、新規スポンサーとファンクラブ会員獲得などで条件を満たす方向で動いている。

 観客動員数も課題で、新リーグ階層分けの2回目が発表される8月末までにファンクラブ会員数1万人達成を目指すことを宣言。2015-2016シーズン会員数は628人(7月30日現在)と1万人の目標まで開きがある状態。これから県内で開催される祭りやバスケット関連の大会、自治体やスポンサー企業と連携を図ってファンクラブ会員獲得にも取り組む。

 同チームを運営する岩手スポーツプロモーションの山口和彦社長は「1部リーグに入れる見込みでやってきたが、うちは残念ながら昨日(30日)は選ばれなかった。年々成績も上げているので、新リーグでは1部で試合をしたい。皆さんにはこの1カ月でファンクラブ会員に入ってもらえるようにお願いしたい」と呼び掛ける。

 新リーグ階層分けの2回目は8月29日に発表される。 

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