盛岡城跡公園亀ヶ池浄化「モリモリ」プロジェクトが5月17日、盛岡城跡公園亀ヶ池の清掃を行った。
亀ヶ池桟橋改修工事のために水を抜いている亀ヶ池の清掃や生息する生物の保護を目的に、希望郷いわて国体開催500日前を記念して実施した。
近隣住民や中学生、市民ボランティアら約160人が参加。岩手県キャラクター「とふっち」と国体PR「わんこダンス」を踊ったほか、亀ヶ池清掃作業の安全を祈願して桜山神社でおはらいを行った。
清掃活動では同池内にたまったごみや枯れ葉、石などを除去。生物保護活動では、池の中心に残った水たまりからコイなどの魚が約100匹保護され、参加した子どもたちによって鶴ヶ池に放流された。
ボランティアとして参加した下橋中学校3年の今川流良(るるら)さんは「あんまりできない体験なのでできて良かった。思ったよりも鯉が多くて重いので驚いた。こういうボランティアにもっと市民が参加してきれいな街になればいいな」と話した。