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岩手ビッグブルズ初の有明最終戦へ、「王座奪取」を目指す

5月10日、青森ワッツからテンポのいい攻撃で点数を重ね、有明への切符をつかんだ岩手ビッグブルズ

5月10日、青森ワッツからテンポのいい攻撃で点数を重ね、有明への切符をつかんだ岩手ビッグブルズ

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 岩手県営体育館(盛岡市青山2)で5月9日・10日、「2014‐2015シーズン TKbjリーグ プレーオフカンファレンスセミファイナルが行われ、岩手ビッグブルズが青森ワッツとの両試合を制し「bjリーグファイナルズ」への初進出を決めた。

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 岩手ビッグブルズは2011年にbjリーグ参入。今シーズンは第3戦から第22戦までリーグ新記録となる19連勝を達成し、東地区2位でプレーオフに進出した。

 同9日に行われたセミファイナル第1戦は、97対87で延長戦の末競り勝った。最終戦進出がかかった同10日の第2戦は、第1クオーターから守備を固め、スクーティ・ランダル選手が3ポイントシュートを決めるなど序盤から点差を広げた。テンポの良い展開と相手に攻撃の隙を与えない守備でビッグブルズ優勢のまま第4クオーターまで進み、111対57で試合終了。選手たちは最終戦への切符を手にした喜びを2211人の観客とともに味わった。

 桶谷大ヘッドコーチは「自分たちのバスケットを有明でしっかりやりたい。メンタルのケアをし、けが人を出さないようにしたい。自分が有明で一番勝率が高いと思っているので、どうしたら勝てるのかを考えながら準備したい」と話した。キャプテンを務める月野雅人選手は「ここで満足したら昨シーズンと同じになってしまう。あくまでチャンピオンになるために今シーズンを戦っているので、しっかりともう一回気を引き締めて有明に臨みたい」と最終戦への意気込みを話した。

 今月23日に有明コロシアム(東京都)で対秋田ノーザンハピネッツ戦が行われ、勝者が西区勝者との決勝戦に挑む。

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