岩手県公会堂(盛岡市内丸)で、一般客向けに盛岡さんさ踊りの踊り方を練習する「加わるさんさ・当日練習会 in 公会堂」が行われている。
盛岡商工会議所が、さんさ踊りの期間に合わせて昨年から実施している観光客向けの踊り方教室。初日となる8月1日は、市内や県外から50人ほどが参加者。演舞団体「さんさ華の連」の5人の指導の基、手踊りの手ほどきを受けた。
会場では実際に輪踊りを模した練習も行われ、「サッコラー、チョイワヤッセー」のかけ声も練習した。
担当する盛岡商工会議所の栗野智華子さんは「一般参加は前からあったが、観光客から踊り方を教えてほしいという要望があり始めた。参加者は観光客はもちろん転勤で移住した人も多い。ほとんど告知らいしことはしていないが、毎回多くの人が参加してくれるので、関心の高さを実感している」と話す。「さんさ踊りは見るよりも踊った方が楽しい。盛岡市民でも意外に踊れない人が多いので、ぜひ参加してほしい」とも。
宮城県から参加した女性は「今年初めてさんさ踊りを見に来た。パンフレットでこの練習会を知って参加してみた。けっこう難しいが、ぜひパレードに参加して楽しみたい」と話す。
練習会の時間は17時~17時45分。一般客の飛び入り参加はパレード最後部の「一般参加」と「輪踊り」でできる。