タレントのあゆかさんが5月20日、雫石町の水田で田植えを体験した。
盛岡市出身で父親の仕事の関係で県内各地に住んだことのある生粋の岩手っ子のあゆかさん。最近は農業に目覚め、元ソフト・オン・デマンド社長・高橋がなりさん経営の農業法人「国立ファーム」(東京都国立市)で修行も始めたという。農業技術検定の取得を目標に掲げ、将来は「農ドル(農業アイドル)」を目指す。
今回は雫石町東京事務所の計らいで、体験農業やグリーンツーリズムにも積極的な「民宿なかがわ」(雫石町)の水田で約3時間ほど、手植えとトラクターによる田植えを体験した。
約10アールの田んぼで田植えを終えたあゆかさん。「東京のスーパーでは岩手のお米を見る機会が少なく寂しい思いをしていた。収穫まで岩手に通って、できれば『あゆか米』として売り出して岩手の米のPRに努めたい」と話している。
これと並行して農業をテーマにした漫画も手掛けており、6月上旬からは電子書籍で公開する計画もあるという。